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PPDACについて考える

皆さんこんにちは

早速ですが『問題』について少し考えてみます。
ここでの『問題』というのは業績を上げるための『問題』であり、
複数の要因が複雑に関係しています。

データに基づく問題解決に至るプロレスは何度も繰り返しが必要になっていきます。
循環型の問題解決プロセスの中でもオーソドックスかつ有名なのがPPDACサイクルです

 

Problem(問題の発見)

Plan(調査の計画)

Data(データの収集と加工)

Analysis(分析)

Conclusion(結論)

 

それぞれの考えについて纏めていきます。

 

■Problem(問題の発見)

問題を明確化し目標となる指標を決定します。
最もシンプルな『問題』でいけば会社の業績を改善したいという事に対して
売上を改善したいのか利益を改善したいのかによってその先の計画が変わってきます。

改善すべき重要目標として定量化する必要がありますが、この指標の事を
KGI(Key Goal Indicator)と呼んでいます。
KGIは組織やプロジェクトが達成すべき目標を定量的に指標で表したものになります。

 

■Plan(調査の計画)

Ploblemで明確になったKGIに対してどのように調査を実施するかを計画していくフェーズです。
このフェーズではやみくもに数字の分析をするのではなく、KGIに関連した『問題』がどこに
存在しているのか仮説立てしていくフェーズです。
その他には前述のKGI達成のために施策に繋がるような因果関係を仮説立て
その仮説を検証するための分析方法や収集すべきデータを決定します。

KGIに加えて日々の進捗を確認しやすくするために中間指標を設定することも重要です。
この中間指標をKPI(Key Performance Indicator)と呼び、分析した結果は
数字で表現可能なので最終的な結果を考える必要があります。
仮説の精度は現時点では気にすることなく、回数を重ねていく事が重要です。 

 

■Data(データの収集と加工)

必要なデータが揃っているのか、精度が高いのか等を把握・準備します。
加えてKPIに対して必要十分かつ正確なデータの収集と分析目的に合わせた正確な加工が必要となります。

 

Analysis(分析)

分析した結果から施策に活用可能な示唆を見い出していきます。
現況や比較、傾向の把握を正しいグラフ表現で理解できることが重要です。
正確なグラフや表を作成することによりで仮説を設定した際に考えた要因が
KGI・KPIに与える影響などが明らかになり結果を施策に活用するためのきっかけがわかります。

 

Conclusion(結論)

Analysisで行った結果をもとにKGIの改善ポイントを判断します。
結果を解釈する際にはデータ収集方法や測定状況なども考慮する必要がありますが
このサイクルを何度も循環させることでKGIを改善していくことになります。

 

もともとPPDACは日本のPDCAサイクルが基準と言われており、
海外では問題解決のプロセスとして教育として用いられています。
次回は重要なポイントについて深堀をしていきます。

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