GTMでCookieを作成したり要素の取得を行う

皆さんこんにちは

今回はGoogleTagManagerの本来の使い方ではないですが
ある程度HTMLの知識とある程度のJavascript･Jqueryがあると割となんでも
できることがあるのでそちらを紹介してみます。

【前提】

GoogleTagManagerのデフォルト変数は使用可能な状態にしておく
例：{{Page URL}}とか{{Click Classes}}等

【ケーススタディ】

・クリックした時にClassが振られてないためトリガーの設定が難しい場合
イベントを仕込みたい時にHTMLのaタグにクラスが設定されていないことがあり、
イベントの設定に苦慮したことがあったので対策可能なように
該当のaタグの親要素（div class）のクラスをトリガーにするために使った。

function () {
  return $( {{Click Element}} ).closest(‘[class]’).attr(‘class’);
}

div idでも対応可能だったため

function () {
  return $( {{Click Element}} ).closest(‘[id]’).attr(‘id’);
}

とそれぞれカスタムJavascriptで変数を作成してトリガーとした。

・utmパラメーター（広告パラメーター）をトリガーにしたい場合

管理しているWEBサイトに広告パラメーター付きで流入してきた際、
リンク先を変える等の処理をしなければいけない時に使用。
サイトに流入してきたとき、広告パラメーター付きだったら流入時のURLをCookieに保存するというもの。
但し管理しているWEBサイトのJqueryプラグインのバージョンを良く確認すること。
（確認せずにCDNを入れると最悪サイト止まります！）

下記のスクリプトをカスタムHTMLで差し込みします。

<script>

$(function(){
  
  var u = {{Page URL}};
  
if(u.match(/utm\_source|in\_transition/)){

$.cookie(‘keyparams’,‘{{Page URL}}’,{expires:1, path:‘/’}); 

}
  
});

</script>

修正する箇所としては$.cookieのところで
‘keyparams’ これはCookie名になります　変える場合は変えましょう
{{Page URL}}　これはCookieになんの文字列や値を保存するかになります　変える場合は変えましょう

expires:1 　これは1日保持することを指します　2にすると2日になります。　変える場合は変えましょう
path:’/’　これは管理しているサイト全体に適用するということなのでそのままにする。　変える場合は変えましょう

これをどうやって取得するのかについては別途掲載する予定です。
よろしくお願いします。

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