皆さんこんにちは
WEB解析ツールといえばGoogleAnalyticsとAdobe Analyticsがありますが
どんな違いがあるのか簡単に纏めてみます。
【GAの良いところ】
・実装難易度が低い
Google Analytics用のタグをHTML内に入れた後はGAの画面で細かい設定をいくつか行うだけで
必要なトラッキングが可能となります。
・タグの管理がしやすい
Google Tagmanagerによるイベントの管理やカスタムHTMLの差込等
何が現状動作しているかを一目で確認できることです。
またイベントの設定も非常に簡略化されているため、そこそこのHTMLの
知識だけで実装することが可能です。
・他Googleツールとの連携が豊富
Google広告との連携が主目的になると思いますがGA側で Google 広告のレポートの確認と
GAと横断したレポートの確認ができます。
Google TagmanagerからABテストの結果等詳細の分析が可能です。
・無料版と有料版
一定のヒット数までならGAは無料版を利用することが可能です。
有料版はプランは1種類のみで、価格はヒット数に左右されます。
※ヒット数はページビュー、イベントの合算だと思っていただければ問題ありません。
・WEB上のHow to資料が多い
長らく使われてきたので検索をすれば情報の取得が容易です。
【Adobe Analyticsの良いところ】
・分析手法が豊富
「Analysis Workspace」を利用し、カスタム分析プロジェクトを作成できます。
任意のディメンション、メジャーをプロジェクトにドラックドロップして分析を進めることができます。
・他ツールとの連携が豊富
Adobe Experience Cloudに含まれているオーディエンスマネージャーやアドビキャンペーン
との連携が可能で主要マーケティング手法を手軽に行うことが可能です。
・料金体系
基本的には有料ですがサイトの規模と分析したい内容にあわせてプランを決められます。
【Adobe Analyticsで難しいところ】
・実装方法が専門的
高精度で柔軟性に富んでいる反面、使途・設定方法がGAと比較して難しいです。
Adobe Experience Cloudに含まれるツールはその傾向が強く、使い込みと
必要であれば外部講師等を招聘してレクチャーを受けるあるいは委託をする
必要が出てきます。
・WEB上にHow to資料が少ない
その実装難易度の高さからかまとまっている資料が極端に少ないです。
・実装中の定義やバージョンの管理が難しい
なにがどうなっているのかを管理していくのが非常に難しく、構成を
完璧に把握するための資料作りも手間がかかることがあります。
ツールの導入費用のほかに習熟にもコストがかかるため、
低予算で習熟コストの低めのGA
高予算で習熟コストは高いけどリターンの多いAA
という認識で導入を検討してみるのが最も無難かもしれません。
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