皆さんこんにちは
前回PPDACについて纏めてみましたが
今回はPlan(調査の計画)について考えてみます。
以前仮説を立てると言いましたがやみくもに仮説立てをしてもデータ収集・加工が煩雑になってしまいます。
『問題』というのは様々な『問題』が組み合わさっていることがほとんどなので
階層ごとに整理すると比較的検討がつきやすくなります。
■手法
代表的な方法としてロジックツリーで問題の階層を作成していくのがあります。
ロジックツリーのメリットとして
・問題を発見しやすくなる
・問題の原因を特定しやすくなる
・問題の解決策を考えやすくなる
・アクションの優先順位をつけやすくなる
等が挙げられますがポイントをしっかり押さえていきます。
■問題を発見しやすい
仮に「売上が下がっている」という問題があったとしてなぜ どうして どこが という観点で見てみる。
どのジャンルが売れていないのかを階層の第一階層として定義して、
次の階層はどの商品が売れていないのかを第二階層として定義します。
この時点でどの商品が売れているのか現状維持なのか、下がっているのかという問題点を
確認することができます。
順序立てするとおのずとどこに問題点が存在しているのか明確になるので大変便利です。
■問題の原因を特定しやすい
先に売れていないものが明確になったので売れていないものについての原因を考えます。
なぜというをの第三階層として定義してリストアップしていきます。
なぜの部分が明確になってくると解決をする必要ある優先順位がつけやすくなります。
■問題の解決策が考えやすくなる
第三階層で明確になった問題点について解決方法もロジックツリーで出していきます。
どうすることで改善するのかを最大でも5点程挙げてどこを優先的に解決するのかを
整理していくことが重要となります。
■優先順位をつける
人的リソースはどうしても限られています。
やみくもに全てを解決するというよりも、人的リソースを一点集中することで
PPDACを頻繁に循環させることができます。
また、その人的リソースも『だれが』『なにを』『どのように』等の計画を立てやすく
効率よく業務を回していくことが可能となります。
■まとめ
このようにロジックツリーは一覧性が高いため、現在どこにボトルネックがあるのか、
どこで滞ってしまっているのかも把握しやすくなるため整理と順序立てもしやすいです。
ロジックツリーにも様々なツリーが存在していますのでお時間がある時に調べてみるのを
お薦めします。
次回もPPDAC関連について考えて参ります。
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