皆さんこんにちは
Bigquery関連でよく見かける記事で〇〇〇百万円請求されたというのを
見たことがある方は多いかとおもいます。
実際のところどうなのかを公開情報で見ておきましょう。
【お金がかかる操作】
大きく分けて2種類です。
・ストレージ
・クエリ実行時
非常に単純明快ですがクエリ実行時というのは回数ではなく
実行時のデータ量によるということになります。
【利用時の注意点】
凡そ下記のことを守っていれば問題ないかと思います。
1.不要なデータを含めてクエリを実行しない
2.分割テーブル、デコレータを利用して対象を絞る
3.費用管理を行う
【クエリ実行時の注意】
不要なデータを含めてクエリを実行しないということについてですが
最もお金がかかるのは全てのカラムに対してクエリを実行する操作で
SELECT * FROM ‘てーぶる’
になります。
また、LIMITで表示する行数制限すればよいじゃないかと思いがちですが
あくまでもそのテーブルを操作するためにかかる料金なのでLIMITは料金に
影響がないことを覚えておいてください。
【クエリ実行時の料金目安】
リージョンによってことなりますがその月の実行サイズが1TBだった場合はなんと無料です。
1TBを越えるたびに約6$課金される仕組みということになります。
月額、年額のプランはありますがお値段が結構高いので
大容量かつ大規模なクエリ実行が発生して月24万円を超えるようなら検討してよいかもしれません。
【クエリ実行に制限を設ける】
1日当たりのクエリ量やクエリ実行回数を制限することで
費用超過をコントロールすることも可能です。
GCPコンソールを開く
↓
IAMと管理 > 割り当てを選択
↓
APIの一覧からBigqueryAPIを選択
↓
上限名「Query usage /日」「Query usage /日 /ユーザー」をそれぞれ選択して
グローバルにチェックを入れる
↓
割当編集をクリック
↓
リクエスト先を確認して管理者の連絡先を入力
↓
Query制限に上限を設定
↓
割当後正しく動作しているのかBiqeuryでクエリを実行してみる
実際に設定した内容とあっているかクエリを実行し、エラーが出たら設定が正しく行われた
ということになります。
プロジェクトの規模によってストレージ額、クエリ実行時の額が変わってきますので
確認するのと、かならずスケジュールクエリで不要なものがあったら停止するなど
定期的なメンテナンスが必要となりますでご注意ください。
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