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INCLUDE関数について

皆さんこんにちは

前回FIXED関数について確認したので今回はINCLUDE関数について確認します。
共通する箇所、しない箇所について把握しておくだけでほぼ問題ありません。

 

【共通する点】

FIXED関数と同じで使うデータは接続したデータで、さらに任意の中間テーブルを作成して計算するという点はかわりません。
式の書き方についてもFIXED関数とほとんど変わらず例として

{INCLUDE [ディメンション] : SUM([メジャー])}

という具合に記述をして式の前にAVGやMAX・MINを入れる事も可能です。

AVG{INCLUDE [ディメンション] : SUM([メジャー])}
MAX{INCLUDE [ディメンション] : SUM([メジャー])}
MIN{INCLUDE [ディメンション] : SUM([メジャー])}

 

【共通しない点】

端的にいってしまえば

FIXEDはシート内のディメンションに影響しない
INCLUDEはシート内のディメンションに影響する

ということになります。
ディメンションに影響するというのはディメンションのフィルターに影響を受けますので
同じように式を作成しても部分的には通常の集計と同じような結果がINCLUDEで
作成した関数では結果が表示されます。

 

【活用例】

・中間テーブルの粒度:ディメンションごとの購買日数
{INCLUDE [ディメンション] : COUNTD([オーダー日])}
ディメンションの購買日数平均 :AVG({INCLUDE [ディメンション] : COUNTD([オーダー日])})
ディメンションの購買日数最大値:MAX({INCLUDE [ディメンション] : COUNTD([オーダー日])})
ディメンションの購買日数最小値:MIN({INCLUDE [ディメンション] : COUNTD([オーダー日])})

 

・中間テーブルの粒度:ディメンションごとの初回購買日
{INCLUDE [顧客名] : MIN([オーダー日])}
ディメンションごとの初回購買日最大値:MAX({INCLUDE [ディメンション] : COUNTD([オーダー日])})
ディメンションごとの初回購買日最小値:MIN({INCLUDE [ディメンション] : COUNTD([オーダー日])})

 

通常の集計と似ているようですが
一つのシートで異なる指標、粒度で比較するのにFIXED、INCLUDEは適しています。

有効に活用してみてはいかがでしょうか。

次回はEXCLUDEについて確認していきます。

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